紙切れ同然の株の売買について教わったあれこれ
赤字会社の株なんて配当もないし裏面に落書きもできないしマジで紙切れ以下のゴミ同然なんだけど、いざ買い取りってなるといろいろ面倒くさいということを税理士の人に教わりました。
例えば持ち株の合計が5000万。
これは評価額であって、5000万で売れるというわけじゃない。
しかも譲渡制限があるから、証券会社に持ち込んで売るわけにもいかない。
そこで300万でいいから買ってくれと言われて買った場合。
売主には5000万円の収入に対する所得税、
買主には5000万-300万=4700万円の利益に対して所得税がかかる。
5000万円の所得税は40パーセントで2000万円!
300万円で売った株式に2000万円の税金がかかるっていう、そんな馬鹿な話があるか!
いやあるんです!な事態に。
まあこの場合、買い取り額の300万円っていうのが安過ぎるのが問題なんですが、
そもそも赤字で配当もない株式を評価額の5000万円で買い戻すメリットがどこにもないので、どうしようもないっていう。
強いていえば、分散しちゃった株式を一か所にまとめるというメリットがあるっていえばあるんだけど。よっぽど資金に余裕がないとそういう動きもできないので、現実的じゃないなあという結論。
ああ、お金欲しい。ボーナスほっしい。